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令和6年10月3日(木)KYT研修会(危険予知トレーニング)を実施しました。
当院は、医療安全対策チームを設置しており、定期的に研修会を実施しています。
医療現場における暴力問題が重大な課題として近年取り上げられおり、今回は医療現場での暴力に対する対策を実践できるように、危険を察知する能力の向上を目的として「医療におけるKYT~暴力対策について~」の研修を行いました。
KYTとは=K(危険)Y(予知)T(トレーニング)とは、その場で起こり得る様々な危険を予測し、回避する方法を学ぶことです。
今回の、研修内容としては、ある医療現場のイラストを見て、
- 危険要因を想定する(どんな危険がひそんでいるか)
- 重大な危険要因と現象を絞り込む
- 具体策(自分ならこうする)
- チーム行動の目標(わたしたちはこうする)
- 実践
- 評価・修正
以上の項目でグループワークを行い、グループ毎に発表をしてもらいました。
さまざまな危険要因があげられ、新たな気づきや多くの防止対策が発表されました。
危険予知、回避対策等のスキルアップに繋がったと思います。
今回は、危険察知対策としての研修会でしたが、グループでディスカッションする事でチームワークの強化にもなりました。
「KYT研修」は継続する事が大事だと思います。今後も、現状に満足することなく医療安全対策チームによる「KYT研修会」を行っていきたいと思います。