About Us
当院のご案内

医療理念

悩める患者様の立場になり、
最善の医療を提供する。

1.
安心・安全の医療を提供する
2.
質の高い医療を提供する
3.
ホスピタリティーの精神で愛される医療を提供する
4.
現状に満足することなく、常に研鑽する
5.
職員が誇りを持って働ける職場を目指す
 

理事長挨拶

これからも専門医療機関として、
安心と癒やしを提供していきます。

平成18年(2006年)4月に開院して、18年の月日が流れました。平成21年2月には医療法人化し、より公益性の高い施設になりました。開院時に目指した医療を、より確実に継続的に行い、さらに改善する目的で平成21年11月からISOを用いたマネジメントシステムを導入しています。整形外科、リハビリテーション科、リウマチ科の専門医療機関として安定した高品質の医療が提供できるよう努力を続けます。確かな知識と経験に基づいた医療を提供し、病気でつらい思いをされている方に安心と癒しを提供していきたいと考えています。

スタッフ一同、もてなしの気持ちとプロの医療人としての自覚を持って、日々努力を忘れず、信頼してもらえる診療所になりたいと思っています。(令和7年2月吉日)

公益社団法人 日本整形外科学会専門医
医療法人 川谷整形外科 理事長 医学博士
川谷 義行

充実のリハビリ
テーション環境

当院では、理学療法士(PT)3名と作業療法士(OT)1名が常勤で勤務し、『運動器リハビリテーション(Ⅰ)』、『脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ)』の施設基準を取得しています。
脊椎・脊髄疾患、肩や膝などの関節疾患、スポーツ障害、骨折などの外傷、発育期の小児疾患など、運動器疾患全般を対象とします。個々の病態を適切に判断し、専門的知識と技術を有するPT、OTによる個別療法に加え、機器を用いての物理療法も行います。

スタッフ紹介

自宅でできる簡単体操

こちらでは、当院で患者様向けに作成している、自宅でも簡単に出来る体操をご紹介しております。パンフレットはダウンロードする事が出来ます。
 

首・腰など脊椎の
お悩みについて

当院が特に得意とするのは
脊椎の治療です。
首や腰のお悩みをはじめ、
整形外科全般のお困りごとにも、
心を込めて丁寧に対応いたします。

首について

厚生労働省の調査では、病気やけが等で生じる「自覚症状」を症状別にみると、男では「肩こり」が「腰痛」の次に多く、女では「肩こり」が最も多い症状です。整形外科外来にも多くの肩こりの方が来院されます。
肩こりは肩という言葉が使われていますが、首~肩にかけて、僧帽筋という筋肉のあたりの痛みやこりのことを一般に「肩こり」と称します。
首が原因の疾患としては、「変形性頸椎症」、「頚椎症」、「頸椎症性神経根症」、外傷(脱臼や骨折)、頚髄症(首の脊髄が圧迫を受け、上肢や下肢に不自由を生じる状態。歩行不能になることもある)、腫瘍、結晶沈着など、多くの病態があります。

腰について

厚生労働省の調査では、病気やけが等で生じる「自覚症状」を症状別にみると、腰痛は男女合わせても最も多い訴えとなっています。

レッドフラッグ・神経障害

レッドフラッグと称される腰痛があります。癌の転移、腹部大動脈瘤、圧迫骨折、感染症などが相当します。特に、圧迫骨折に関しては高齢者の腰痛の原因になっていることが珍しくありません。転倒などの外傷がない場合もあります。
神経障害を伴っていることもあります。腰椎ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症では、おしりから太もも、ふくらはぎにかけてしびれて痛い(腰が原因の神経痛)といった症状が多くの場合出現します。

急性腰痛と慢性腰痛

外来で来られる患者様の多くは、急性腰痛。これは比較的若い人で、何かの拍子に、あるいは特に原因なく腰が痛くなったような場合で、前記のような病態を除外したものが相当します。治るまでの平均値は10日程度とされています。
腰痛が長引いて3カ月以上続いている場合、慢性腰痛と言われます。治りにくい部位を障害している場合や繰り返しての腰への負担、腰以外の関与など、さまざまな理由で腰痛が長引いてしまっている状態です。

上記以外にも子供のスポーツによる疲労骨折など、腰痛の原因はさまざまです。原因によって治療方法も異なりますから、まずは正しい診断を行い、適切な治療方法を選択するというのが重要です。

腰痛の治療方法

治療方法は手術、コルセット、薬、リハビリ、注射など、病態によっていろいろですが、治療の大きな柱は薬とリハビリと考えています。
私が整形外科医となった40年前と比べて格段に腰痛に対する薬の種類が増え、有効な薬が使えるようになりました。薬には副作用もあり得ますから、誰にどの薬をどのタイミングでどれくらい使うか、いわゆる匙加減が重要になります。
リハビリ治療も多くの腰痛の病態に対して非常に有効だと感じています。股関節等の関節の動きの悪さや体の硬さ、筋肉の弱さ、体の間違った使い方などは腰痛の原因となるため、訓練士(PT, OT)による指導や病態の改善を目的とした訓練で多くの方の腰痛が改善しています。
 

骨粗しょう症の診療

近年では次々と新しい
有効な治療薬が登場し、
骨粗鬆症を治療することが
可能になっています。
骨粗鬆症は40年前には有効な薬もなく、背骨や股関節、手首や肩など体中の骨が次から次へと折れて、大変痛い思いをずっとされて、動けなくなる方を多く見てきました。
現在では骨粗鬆症による骨折によって短命になることが明らかになり、命に関わる重要な病気であると認識されています。 近年では次々と新しい有効な治療薬が登場し、骨粗鬆症を治療することが可能になっています。

骨粗鬆症の治療方法

当院では、血液検査と背骨のレントゲン、腰と股関節の骨密度検査(DEXA法)で、まずは病態を把握します。
血液検査では肝機能や腎機能等の内臓の状態はもちろんですが、骨代謝をみます。骨は常に「壊されて、つくられて」を繰り返しています。壊される程度やつくられる程度が血液検査で判るため、適したお薬が選択可能となります。
また、骨密度検査による値や、過去の骨折の回数などをトータルで考えて適したお薬をご提案させていただきます。最も重要なことはお薬を続けて使えるかどうかになりますから、続けられる治療を選んでいただくことが重要です。
また、他の治療でも同様ですが、特に骨粗鬆症については、医師だけではなく、看護師、訓練士(PT, OT)、薬剤師等がチームとして治療に関わってまいります。

脊柱側弯症の診療

脊柱側弯症は、早期発見・適切な治療が必要です。モアレ検診で二次検診が必要と判断された場合には、必ず受診してください。
特発性側弯症はコブ⾓(※1)30度以下で骨成熟を迎えると、それ以上は進行しません。そのためには治療できる時期(コブ角10度~30度の範囲)に発見し、適切な治療が必要になります(装具を用いた治療)。

モアレ検診

保存的に治療できる時期に発見するために、1979年に学校保健法によって、学校検診の際に側弯症検診を行うことが義務付けられました。1983年より松山市の公立の小中学校でモアレを用いた側弯症検診が始まり、現在では愛媛県下ほぼ全域の公立の小中学校でモアレ検診が導入されています。県下全域でモアレ検診(※2)を行っている県は全国的にも珍しく、側弯症検診に関して愛媛県は恵まれている県と言えます。というのも、比較的軽い(10度~20度くらい)側弯症をモアレ検診以外の方法で見つけることが難しいからです。

しかしながら、モアレ検診で異常と判断され、医療機関を受診するよう言われたにも関わらず受診しない子供がいます。直近のデータで、約15%の未受診者がいます。私は大学時代に側弯症の手術を行っていましたので、患者さんに負担のかかる大きな手術であることを知っています。また開業後に松山市脊柱側弯症対策小委員会に所属し(現在は松山市運動器検診対策委員会と改名)、2013年より委員長をさせていただいていますので、この未受診者の多さを何とかしないといけない責任もあります。ちゃんと受診していれば手術をしなくてすんだのではと思う子供もいます。色々な事情があることは承知していますが、モアレ検診(あるいは学校運動器検診)で二次検診が必要と判断された場合には必ず医療機関を受診してください。

側弯症でつらい思いをする子供を一人でも減らすことが側弯症検診に関わっている者の共通の願いです。二次検診にさえ行っていればと後悔することのないよう、必ず受診されることを、保護者の方には重ねてお願い申し上げます。

※1 コブ角・・・曲がりの⼤きさを表す⾓度です。脊柱の上下で最も曲がりの強い椎体 から直線を伸ばし、その2本の直線の交差する角度のことを示します。

※2 モアレ検査・・・身体のゆがみの程度を測定する検査です。3次元スキャナーを搭載した検査機器により、からだの背面の高さや形状をLED光で三次元測定し、そのデータをもとにモアレ縞を生成する方法です。また、X線やレーザー光を使わないため、からだには何ら影響を与えることはありません。

治療計画リーフレット

脊柱側弯症と診断した場合に当院で実際に行っている病気の説明、治療方針の説明についてお渡ししているリーフレットを以下に示します。

交通事故・労災
について

交通事故

当院では、交通事故に遭われた方の診療も行っています。
突然の交通事故で心身共にお疲れで不安に思っている方が多いと思います。

交通事故の直後は自覚症状がなかった方が、2,3日経ってから首の痛みや肩こり、頭痛、めまい、吐き気などの症状が出てくることがあります。
症状が軽いからといって無理をすると症状の悪化や長びく原因となる事もあります。

当院は、患者様の気持ちに寄り添ってサポートさせて頂きます。少しでも不安な事がございましたら当院にご相談ください。

交通事故に遭ってしまったら

  • まずは負傷者の確認と救助をしましょう。
  • 警察に連絡しましょう。(事故証明を出してもらいましょう)
  • 事故の相手の情報を集めましょう。(氏名・連絡先・住所・ナンバー・保険会社等)
  • 保険会社に連絡して状況を報告しましょう。
  • 医師の診断をうけましょう。

お相手の方の保険を使う場合

事前にお相手の加入している保険会社に当院を受診する旨をご連絡ください。
保険会社から連絡を受けた時点から損保適用となります。連絡があるまでは全額お支払いいただき、確認ができた時点でご返金となります。なお、健康保険証を使用する場合は、加入の健康保険組合への届出が必要となります。

自損事故(単独事故)の場合

健康保険の適用となります。

労災

当院は、労災保険指定医療機関です。
労災とは、労働者災害補償保険法に基づく制度で、業務中や通勤途中に怪我をした場合に必要な保険給付を行う制度です。
業務中や通勤途中で怪我を負った場合は、医療機関の受付窓口で必ず労災であることをお伝えください。
来院当日は、労災申請用書類をご持参ください。労災申請用書類をお持ち頂くまでは全額お支払い頂き、書類が確認でき次第返金させて頂きます。

提出して頂く書類について

当医院を最初に受診した場合
  • 業務中の怪我 様式第5号
  • 通勤中の怪我 様式第16号の3
他医院より転院した場合
  • 業務中の怪我 様式第6号
  • 通勤中の怪我 様式第16号の4
※公務員の方は書式が異なりますので、職場にご確認下さい。書類は、「厚生労働省ホームページ」からダウンロードできます。
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